人生の終末を美しく生きるために
多様化する現代の葬儀において浄蓮寺が出来ること
事前の準備〜旅立ちまで

 人間は、誰しもが「苦しみ」という「業」を背負って生まれてきます。そして、誰しもが平等に一年づつ年を重ね、やがては、老境を迎え、誰しもが一度は病に侵され、誰しもが最後に死を迎えます。大方の人生は、この生・老・病・死というプロセスたどり、それらには逃れることの出来ない「苦しみ」が付きまといます。これを仏教では「四苦」と言い、仏法を学ぶ僧侶は、その時々に応じて四苦を和らげ、解決することを使命としてきました。しかし、この時代、苦しみを背負った信徒と向き合い、その苦しみを緩和する具体的な道筋を見出せる僧侶はなかなかおりません。
 幸いなことに、私達日蓮宗宗徒は、いずれは仏様に全てをおまかせできる、という大安心を与えられておりますが一方、私達浄蓮寺は、これまで人生の「四苦」における多様な問題を受容し、解決に向けて支援する方法を模索して参りました。そして今必要なことは、お寺が中心となり、いろいろな悩みを抱える檀信徒さま、並びに地域の方々に寄り添い、四苦と向き合いながら、共に生きる方法を探り、実践することだという結論に達しました。
 この案内書は、死に向かう私たちが、死をみつめながら、最終的には一切も、仏様にゆだねれば、仏様が全てを引き受け、守って戴けるという大きな安心感に包まれながら、自助努力としての今を生きるための道標としてお作りしました。
これを機に、様々な困難や逃れられない死に、真正面から向き合い、それらの苦しみから、脱却する方法を共に考えましょう。


ご本人による旅支度
●人生の終末期を美しく生きるためのご相談……エンディングノートの活用
浄蓮寺の僧侶が思案した「エンディングノート」を活用しながら、終末期における人生の様々な問題について理解を深め、「美しく生きる」為のコツがつかめます。また、自身の意思に基づくお別れの選択も可能となります。
人生に不安が生じた時や死の問題に直面した時は、是非ご相談下さい。

●財産と生命を護るためのご相談……成年後見制度の利用
高齢化とともに判断能力が衰えたり、身体が不自由になり、自立した生活が困難になってきた時、あなたに代わって財産管理と生活マネジメント(身上監護)を、信頼できる人や団体に代行してもらうのが「成年後見制度」です。
たとえば、自分が認知症になった場合を考えるとき、この制度のことを知っておくと安心です。
浄蓮寺には、この制度に関する専門家がおりますので、ご連絡戴ければ、詳しい説明と実施への方法をお教え致します。

●高齢期に関するケアと相談……介護保険制度
超高齢化社会が現実のものとなり、それに対応して、地域でお年寄りを支える目的の「介護保険制度」が施行されました。後見制度同様、専門的知識を有する僧侶がご相談に応じ、高齢期に訪れる様々な問題への対処を一緒に考えます。

●ご葬儀の事前相談
旅立ちの日が近い方や、それを支えるご家族を対象に、ご葬儀の事前相談を常時受けております。ご葬儀は故人様の人生の集大成であり、遺されし人達への今生最後のラブ・メッセージであるべきと考えます。また遺された遺家族様にとっても、「故人を精一杯見送れた」と十分納得し、満足出来るお葬式をすることで、お悲しみも幾分か和らぎ葬儀の後の虚脱感から救われます。その為に必要なのが葬儀の事前相談です。その重要性は、結婚式をお考え戴ければ一層明らかになると思います。結婚式や披露宴はご夫婦にとっては、人生に一度の晴れ舞台です。お打合せには、何度も式場へと足をお運びになった事でしょう。一日だけのお打合せで、納得の出来る結婚式が挙げられるはずがありません。葬儀も同じです。ましてや、お悲しみが冷めやらず、正常な判断の出来ない遺家族様が、時間に追われた状況の中で考えて、配慮の行き届いた、納得のいく葬儀が営めるはずがございません。浄蓮寺では、固定した通り一遍の式次第による葬儀形式にとらわれず、いくつかの式次第の選択肢を提案した上でご相談に応じます。遺家族に全てを任せただ死を待ついうのではなく、ご自身で死と向き合って生き、最善の葬儀となる様、ご一緒に演出を考えましょう。


ご家族によるお送り
●万一の際はまずお寺にお電話を……納得のいくお葬式はここから始まります
自らが入滅の時を迎えた際、遺されたご家族がまず真っ先に行うべき行動は、菩提寺である浄蓮寺に電話をする事です。お寺に事前相談を行っていないご家庭は殊更に重要です。納得の出来るお葬式はそこから始まります。遺家族さまには当面の動きをお教えします

●枕経とお打ち合わせ……故人に相応しい読経と回向捧ぐ為に行います
ご遺体が安置された後、最初になされる仏事が枕経です。故人が仏の世界への旅立ちに際し、迷わず逝けるよう、遺家族様と共に読経します。回向終了ごには、葬儀の場所・日時・規模などについてお打合せさせて戴きます。また、故人様の人となりをお聞かせいただく場合もございます。それは、ご葬儀に際し、相応しいご回向や引導文をお作りするためです。

●納棺・通夜・葬儀での心構え……遺家族が主となり故人を送る 僧侶はその補佐役
 近年ほとんど行われなくなった「納棺」の儀は、遺家族が故人様の旅支度をととのえ、その重みを自らの手に感じとる為にあり、本来とても重要な儀式なのです。
 「お通夜」は故人への供養として、夜を通して線香の火を絶やさない風習があります。それは、遺家族の方々が、故人との最後の一夜をきちんと対峙し、感謝の誠を捧げる必要があるからです。葬儀形態が簡略化され、夜通しでのご給仕が出来ないホールもございますが、遺家族の方は、出来る限り故人と向き合う時間をお作り下さい。
 ご葬儀は、故人の旅立ちを、皆でお送りする事が目的となります。僧侶にとっては、一番重圧のかかる儀式です。それは、万が一、遺家族やご参列者が、故人に対する感謝意を有しない場合、僧侶のみの力で故人様を仏の世界へと導かなければならないからです。「それが坊主の勤めだろう」とお思う方もおられるかもしれません。しかし、葬儀に限らず仏事において、主となるのは遺家族様や故人とご関係深い参列者の方々です。その主たる方々に、感謝の誠を捧げて戴けるよう努め、その心を故人届ける為、霊界とこの世を繋ぐパイプ役を担うのが僧侶の勤めだからです。「お布施はお気持ちで」と多くの寺院が喪主に伝えるのは、良心さをアピールする為でなく、喜捨の心が現れた布施でないと、僧侶として責務をまっとうしたとは言えず、自らが罪障を背負う事になるからです。
 浄蓮寺では今後、僧侶と共に営む法要が、故人にとって良い供養なったと施主様が、お思いなられたら、その分のお気持ちをお布施としてお包み下さい。もし、遺家族だけで営む供養の方が、故人の為と感じられたなら、お布施をお納め戴かなくて結構です。布施の本意からは外れますが、お経や戒名に対する対価としてお布施を支払う事が定着している現代では、その方が、仏法の素晴しさやご供養の意味をご理解戴けると考えるからです。ただし、故人対して感謝を洵を示さずに、お布施を節約する為に、僧侶も呼ばず、供養を怠るのはお止め下さい。そういったことを為さると、因果応報の罪障は遺家族の方々が背負ってしまうからです。

◆葬儀費用を極力抑えるなら仕切りは浄蓮寺にお任せ下さい。
 平成22年に日本消費者協会が行ったアンケートによると、千葉県の平均葬儀費用は約228万円だそうです。しかし、これには、飲食費(52万円)や寺院への布施(55万円)も含まれている為、純粋に葬儀社に支払う費用(棺、骨壷、祭壇、ドライアイス、搬送等)は126万円程。納得出来る葬儀であれば、高く無いと判断する方もおられるでしょう。しかし、極力葬儀費用を抑えたいとお考えの方は、浄蓮寺にお任せ下さい。仕切りがお寺になれば、余計なコミッション(中間マージン)は、無く、安置所やお堂等の施設も無料です。10名程度の参列者なら、お布施やお料理代を支払ったとしても半値以下で行う事が出来ます。互助会などの積立も、後日慶事などで有効に使う事が出来ます。とにかく安さをお求めの方は浄蓮寺にご相談下さい。もちろん豪華なご葬儀も執り行えます。
浄蓮寺では、様々な形式のご葬儀に対応が出来、地域の寄り合いの場としても利用できる多目的ホールの建設を予定しております。



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